乳腺内分泌外科では若手医師を随時募集しています
関心のある方は医局にお電話頂き、多田あるいは榎本までご連絡ください。
尚、当科若手医師に寄稿してもらいましたので、参考にしてください。
当科の働き方や体制について
簡単ではありますが、自分の経験をもとに書かせていただきます。
まず入局直後から、マンモグラフィー読影資格の取得、乳腺エコーの走査技術の習得と読影、外来診療、針生検の技術習得、外勤(主に乳癌検診クリニックや、乳腺外科外来)など、医局員のフォローのもと経験を積んでいくことができます。手術も積極的に入れて頂けます。最初は乳腺症や腺腫様甲状腺腫など良性疾患のフォローを中心に担当していきますが、慣れてきたら乳癌や甲状腺癌などの症例も担当していきます。自分の外来や外勤先の症例で疑問があれば、いつでも上級医に相談しやすい環境です。
新専門医制度では、6か月以上の関連施設出向が必須となりました。私の場合は、1年間関連病院に出向し、乳腺内分泌外科領域だけでなく体表や消化器領域の手術も含め術者症例160例以上、助手症例も含めると200例以上を経験させて頂きました。出向を終え板橋病院に戻ってからは、この経験を活かしつつ、乳癌や甲状腺癌の診断、手術、周術期補助療法などについて、ガイドラインを元にまずは全て自分で考えてから、上級医へ相談したり、医局内カンファレンスで検討したりしながら診療を行っています。
また、学術的活動も活発化しています。症例数も十分にあり、医局のデータ・ベースも整理・強化しています。そのため、日々の臨床に関連した研究等も行いやすくなっています。日々の業務は、なるべく時間内にきちんと終わるよう病棟医全員で協力し合っています。夜間・休日のオンコールや休日当番は、医局員それぞれの健康状態や家庭事情などをできる限り考慮しながら、皆で協力して回しています。 良き指導医の先生方に恵まれているお陰で、医師として年々成長できていると実感しております。ゆくゆくは自分も後輩の良き指導者になれるよう精進したいと思います。